詰め物やかぶせ物が取れてしまうのはなぜ?何度も外れる理由や対処法を解説
2025/03/20

こんにちは、成田市の歯医者、メイプル歯科はなのき台クリニックです。
詰め物やかぶせ物は、虫歯で歯を削った際や歯に損傷を受けた際にその部分を補修し、口腔機能を補うものです。
これらの補綴物による治療を受けた経験がある方は多いかと思いますが、その中には詰め物やかぶせ物が治療後に取れてしまった経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
詰め物やかぶせ物が外れると、食事や会話に支障をきたすだけでなく、再び治療を受ける必要が生じ、通院や医療費の負担が増してしまいます。
今回は、詰め物やかぶせ物が取れる主な原因や対策を解説します。
詰め物・かぶせ物が取れてしまう原因
接着用セメントの劣化

詰め物やかぶせ物が取れてしまう原因としてまず挙げられるのが、接着用セメントの劣化です。
接着用セメントは、詰め物と歯をしっかりと結びつける役割を果たしますが、時間が経つにつれて劣化し、その接着力は弱まっていきます。
また、保険診療で使われる詰め物は自由診療の素材に比べて劣化が早く、外れる原因になりやすいことが知られています。
二次虫歯

詰め物やかぶせ物と歯の間に虫歯が再発すると、歯質が溶け出して補綴物との適合が悪くなり、さらに悪化すると補綴物が外れるリスクがあります。
一度虫歯治療を受けた歯は二次虫歯のリスクが高いため、日々の歯磨きや定期的なプロフェッショナルケアを通じて、虫歯の再発を防ぎましょう。
ちゃんと磨いているはずなのに虫歯ができるという場合は、一度ブラッシング指導を受けてみるのもいいでしょう。
歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりも詰め物やかぶせ物が外れる原因です。
歯ぎしりや食いしばりによって強い圧力がかかると、特にレジンやセラミックの詰め物は欠けたり、ひび割れたりし、それがきっかけとなって歯から外れてしまうリスクがあります。
こうした習慣は歯や補綴物だけでなく歯ぐきを傷めることもあるため、早期に対処することが大切です。
これらの習慣がある方は、ナイトガードを使用するなどして歯や歯ぐきへの負担を軽減するようにしましょう。
かみ合わせの変化

かみ合わせの変化も、詰め物やかぶせ物が取れる要因です。
親知らずが生えてきた際や抜歯の後、または長年の歯列の変化によって、以前のかみ合わせではかからなかった力が詰め物やかぶせ物にかかるようになり、その力によってこれらの補綴物が外れることがあります。
歯科治療技術の精度
歯科治療の精度も詰め物やかぶせ物が外れやすくなる要因の一つです。
治療の精度が低いと、詰め物と歯のすき間に汚れが溜まることで虫歯ができ、最終的に補綴物が外れるリスクがあります。
詰め物・かぶせ物が取れた際の注意点
取れた補綴物を戻そうとしない

詰め物やかぶせ物が取れた場合、その補綴物は口内に戻さないようにしましょう。
歯科用の接着セメントは特別な成分で作られており、市販の接着剤とは異なります。
自己流で接着を試みると、再治療が必要になったり別のトラブルに発展したりする可能性があるため、歯科医院で処置を受けるようにしてください。
取れた補綴物を捨てない

取れた詰め物やかぶせ物を捨てないようにすることも大切です。
取れた補綴物は、歯科医院で元に戻せる可能性がありますので、しっかりと保管しておくようにしましょう。
もし再利用ができないとしても、取れた詰め物やかぶせ物には、歯の状態や咬合の癖など多くの情報が含まれており、その情報を参考にして再治療を進めることができます。
早めに歯科医院を受診する

詰め物が外れた際に大切なのは、早めに歯科医院を受診することです。
詰め物が取れてしまった状態は、象牙質が露出し、外部からの刺激を受けやすくなっている状態であり、そのままにしていると虫歯や歯の損傷へとつながります。
何もせずに放置すると症状が悪化し、修復が困難になる場合もあるため、「痛みがないから大丈夫」と判断せずに速やかに診察を受けましょう。
詰め物・かぶせ物を長く維持するための方法
食べ物に気を配る

硬いナッツやキャンディ、氷などをかむ行為は、補綴物に負担をかけるリスクやダメージを与える可能性があります。
硬い食べ物はできるだけ控えるか、細かくしてから食べるなど、注意深く食べるようにしましょう。
さらに、炭酸飲料や柑橘類などの酸性度の高い食品や飲料は、口内を酸性の状態にすることで歯のエナメル質を溶かすリスクがあり、補綴物の寿命に影響を与える可能性があります。
これらを頻繁にとっているという場合には、摂取後に水で口をすすぎ、できるだけ酸性の状態を長引かせないようにしましょう。
歯ぎしりや食いしばりによる負担を抑える
歯ぎしりや食いしばりは詰め物・かぶせ物へ負担をかけますが、無意識に行われていることがほとんどのため、意識的になくすのは困難です。
そのため、これらの癖がある場合には歯科医師と相談したうえでナイトガードの使用を検討しましょう。
ナイトガードは、夜間の無意識な歯ぎしりから、詰め物やかぶせ物、天然歯を保護してくれます。
歯や歯ぐきを傷つけないデンタルケアに努める

銀歯やレジンの詰め物、かぶせ物は硬い歯ブラシを使うと傷つきやすいため、やわらかい歯ブラシで優しくケアしましょう。
また、歯ブラシを使う際は力を入れすぎないことが大切です。力を抜いて小刻みに動かすようにしましょう。
虫歯や歯周病予防に努める
1日に少なくとも2回は歯磨きをし、特に就寝前のケアは丁寧に行うようにしましょう。
歯ブラシだけでは届かない歯間の汚れは、歯間ブラシやデンタルフロスを用いてしっかり取り除いてください。
詰め物やかぶせ物の周りには汚れが溜まりやすいため、特に丁寧にケアすることが重要です。
定期的に歯科検診を受ける

詰め物やかぶせ物、接着剤の劣化は、どのような素材を選んだとしても起こりえます。
定期的に歯科医院で検診を受けることが、劣化による補綴物が外れるリスクや虫歯の再発を防ぐために大切です。
まとめ
詰め物やかぶせ物を長期間にわたって安定的に使用するためには、日頃のケアと注意が欠かせません。
自分の歯を大切にし、健康で快適な生活を送るためにも、デンタルケアを習慣化し、問題が生じた際は早めに歯科医院を受診し健康な歯を維持していきましょう。
メイプル歯科はなのき台クリニック :https://maple-dental-clinic.jp/
〒286-0007 千葉県成田市はなのき台1-22-8
電話:0476-27-4618