歯ぐきの色が気になる方へ。ガムピーリングの流れと注意点
2025/11/20
こんにちは、成田市の歯医者、メイプル歯科はなのき台クリニックです。
歯ぐきは、さまざまな要因で黒ずみや赤みといった色調の変化が起こります。
こうした色の変化は見た目の印象に影響を与えるため、「健康的なピンク色に戻したい」と考える方も多く、歯ぐきの色を整えるために「ガムピーリング」を受ける方もいます。
今回は、歯ぐきの色が変わる原因やガムピーリングの施術の流れ、注意点について解説します。
歯ぐきの色が変わる原因
歯ぐきの色調変化の要因としてまず挙げられるのが、血流の状態です。
例えば、歯ぐきが赤く腫れている場合は、歯周病などによる炎症が原因で血流が増加していることが考えられます。
一方で黒ずみは、主にメラニン色素の沈着が原因です。
これはタバコの煙や紫外線、慢性的な刺激が原因となります。また、妊娠中や思春期、更年期などホルモンバランスの変化が色調に影響を与えることもあります。
さらに、降圧剤や抗てんかん薬などの特定の薬剤の副作用として歯ぐきが変色することもあります。
ガムピーリングとは
ガムピーリングは、黒ずんだ歯ぐきのメラニン色素を取り除き、健康的なピンク色に近づけるための審美治療です。
薬剤を歯ぐきの表面に塗布し、歯ぐきの表面の古い細胞を剥がすことで、色素が沈着した部分を取り除きます。
ガムピーリングのメリット・デメリット
ガムピーリングのメリット
ガムピーリングのメリットとしてまず挙げられるのが、変化が出るまでの期間が短いことです。
レーザーで歯ぐきの黒ずみを除去する場合は何度か施術を繰り返さなければ変化が出にくいですが、ガムピーリングに用いられるフェノールは一回の施術で変化を感じられる場合があります。
また、治療中の痛みがほとんどない点もメリットです。
表面麻酔を使用することで、施術中のピリピリ感や痛みは緩和することができ、治療後の痛みに関しても鎮痛剤が必要になるほどではありません。
ガムピーリングのデメリット
一方で、ガムピーリングにはいくつかのデメリットもあります。
まず、施術後の数日間は、患部にチクチクとしたヒリヒリ感や違和感を覚えることがあります。
ただし、これらの症状は日常に支障をきたすほどではなく、特別な処置は必要ない場合がほとんどです。
また、フェノールやアルコールなどの薬剤に対してアレルギーがある方は、ガムピーリングを受けることができません。
アレルギーの有無は事前のカウンセリングや検査でしっかり確認されますので、該当する場合は別の方法を検討する必要があります。
さらに、フェノールは液体でコットンに含ませて塗布するため、塗布範囲の調整が難しい場合があります。
特に歯肉が薄い部分に塗布した場合、過剰な刺激となり歯肉退縮の原因になることがあるため、施術時には十分な注意が必要です。
最後に、金属製の詰め物やかぶせ物による歯ぐきの変色には、ガムピーリングは作用しません。
ガムピーリングの流れ
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- STEP 1カウンセリング・診査
- ガムピーリングを受ける前に、まずはカウンセリングを行います。
カウンセリングでは、患者さんの歯ぐきの色や健康状態、歯周病や炎症の有無などを確認し、施術が可能かどうかを判断します。
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- STEP 2表面麻酔の塗布
- ガムピーリングは、薬剤によって歯ぐきの表面を軽く刺激し、メラニン色素を除去する施術です。
この刺激がピリピリとした痛みを伴うため、施術前には表面麻酔を施します。
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- STEP 3ガムピーリング薬剤の塗布
- ガムピーリングには大きく分けてレーザー照射法と薬剤塗布法の二つの方法があります。
レーザー照射法は歯ぐきの表面を焼く方法であり、薬剤塗布法は薬剤を使ってメラニン色素を除去する方法です。
現在は、痛みや負担が少ないことから薬剤塗布法が主流となっており、薬剤塗布法ではフェノールという薬剤を歯ぐきに塗布することでピーリングを行います。
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- STEP 4薬剤の洗浄
- 薬剤を塗布し一定時間が経過した後は、フェノール剤を洗い流します。
その後、フェノール剤の塗布とエタノール剤による中和、そして洗浄を3回ほど繰り返します。
薬剤を塗った部分は一時的に白く変色しますが、この白い層は1週間から2週間ほどで自然に剥がれてきます。
ガムピーリング後の注意点
施術直後の歯ぐきは一時的に敏感な状態になっています。
辛いものや熱すぎる飲食物は刺激となり、痛みや炎症を引き起こす可能性があるため、控えましょう。
また、喫煙はメラニン色素の沈着を促進させる原因ですので、きれいな歯ぐきを保つためにも禁煙に取り組むようにしてください。
ガムピーリングが受けられない人
ガムピーリングで使用する薬剤にはフェノール(ブリーチ剤)と無水アルコール(中和剤)が含まれています。
そのため、これらの成分にアレルギーがある方は施術を受けることができません。
また、歯周病による歯ぐきの炎症がある場合や妊娠中の方も、ガムピーリングを受けられない可能性があります。
歯ぐきの色を健康的に保つためのポイント
歯ぐきの色を健康的に保つためには、生活習慣の見直しが欠かせません。
まず大切なのは、禁煙です。
喫煙は、歯ぐきの血流が悪くなり、メラニンの生成が促進されやすくなるだけでなく、歯周病のリスクも高まります。
たばこを吸っている方の場合、歯ぐきの色を健康的に保つためには禁煙が欠かせません。
また、栄養バランスの良い食事を心がけることも大切です。
特にビタミンCやビタミンE、鉄分を十分に摂るといいでしょう。
さらに、睡眠不足や過度なストレスは歯周病の悪化につながるため、規則正しい生活リズムと適度な休息を意識して取り入れましょう。
加えて、毎日のオーラルケアも欠かせません。
正しいブラッシング方法を身につけ、歯間ブラシやデンタルフロスを用いて歯ぐき周辺の汚れを丁寧に除去することが、歯ぐきの健康維持につながります。
定期的に歯科医院でのメンテナンスを受けることも重要です。
まとめ
ガムピーリングは、黒ずんだ歯ぐきをきれいなピンク色に戻すための審美治療です。
ただし、すべての人が受けられるわけではなく、アレルギーや歯周病、妊娠中の方は受けられない可能性があります。
また、施術後のケアや生活習慣の改善が、その後の長期的な色調維持には欠かせません。
禁煙やバランスの取れた食生活、正しいセルフケアを続けることで、健康的な歯ぐきを保っていきましょう。
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